知的・精神障害者の“自分で暮らす”をサポートするグループホーム「アイリブとちぎ」のロゴデザインを担当いたしました。
メインロゴから派生したバリエーション
Tシャツのカラー案
こんなことを考えながらデザインしました
強さとは、、、
びくともしません!
ドシンと立ってます!!
何があっても大丈夫!!!
っていう感じより
風がふいたら飛んでいってしまうような軽さで、
姿かたちをふわっと変えながら、
変わったなりに進んでいけたり、
変わったなりに居心地の良さを見つけていったり、、
そんなしなやかさ
なのかな。と考えました。
1人ひとりは、障害を持っていていて頼りないかもしれない。
保護者の方は、自分がいなくなった時にこの子がちゃんと生活していけるのか心配かもしれない。
だけど、
困ってしまったら、だれかに助けるを求めることができたらいいし、
困っていたら自然にそっと手を差し伸べあえる居場所があったら、
前に進んで行きやすいですよね。
困ったら困ったよと言えて、
辛かったら辛いよって言えて、
それをちゃんと受け止めてもらえて、
ここにいたくないよって思ったら、違う場所に行けて、
そして、違う場所でも、またチャレンジすることができる
1人ひとり、一つひとつは弱いけど、
弱さを認めて、
むしろ活かして、風に乗りながら、
姿、カタチ、やり方を変えて
前に進んでいける
そういうのが、「強さ」
なのかな。
その強さを作っていけるものが
「強くて温かいコミュニティ」なのだと考えました。
だから、アイリブのロゴは、
あえて、
風が吹いたら飛ばされてしまいそうな
華奢な線があっている思いました。
たとえば、
となりの人が困っていて、
その人はそのことがとても難しくて、、、
これは私には簡単にできることだから、さっと手しのべたら、
めちゃくちゃ感謝されて、満面の笑みで喜んでくれて、
そんなに喜んでくれて逆にありがとう!ってなったり、
そんな、嬉しい交換が、いろんなところであったらいいな。
「あなたのためにやってあげる」とかじゃなくて。
「私が」やりたいからやる。
「私が」こういう社会いいなって思うから、そこに向かう手段の一つとして協力したいから「アイリブ」に参加する。
そういう思いいいよね!
そういう思いが前提にある社会いいよね!
って「私が」思っているから、
そういう地域社会を作っていきたい!私が。まずはここから。
そういう感じ。
隣人に対して、社会に対して、その主体的な行動が、
あたたかいコミュニテイを作っていく
これをハートで表現しました。
「私らしく」いられる場所
安心できる場所があるから、
外で何かあっても帰れる場所があるから、
心の居場所があるから、
私らしくいられるんですよね。
これって、障害者だけでなく、健常者も同じです。
「アイリブ」は、
知的・精神障害者が、
安心できて、帰れる場所、心の居場所となるように、
サポートするグループホームです。
「アイリブ」のロゴを掲げるってことは
「私は私なりに主体的に、前に進んでいくよ」
を掲げること。
「アイリブ」のロゴはあるってことは、
この場所は、「強く温かいコミュニティ」を作っていく場所ですよ。
と宣言すること。
そんなふうに使ってもらてたら嬉しいなと思いながら
考えました。